西湘動物病院(神奈川県中郡二宮町の動物病院)

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西湘動物病院の自粛要請出口戦略について

2020.5.12 -[お知らせ]

重要なので最初に書きます。

A.自粛要請を解除して受け入れ再開するもの(5/7~)
・混合ワクチンのみ
・軽い症状の診察
・かかりつけ以外の患者様
・もっと近くに他の病院がある初診患者様

B.自粛要請を継続するもの
・ケアのみ、体重測定のみ
・子犬子猫の検診
・狂犬病予防接種のみ(6月から受け入れ再開予定)
・症状のない健康診断
・症状のない避妊去勢手術と歯科処置
・ペットホテル

ひとまず、このあたりで線引きをしてみました。
来院をご検討されるにあたりましては、上記を参考にして頂き、引き続きご協力お願いいたします。

 

緊急事態もしくは自粛要請に対する「出口戦略」という言葉がすっかり定着してきました。
5/7以降の「緊急事態宣言延長」が表明され、「案の定」と悲壮感が漂う一方で、これは全国的に見れば大幅な自粛解除との見方もできる、部分的に明るいニュースでもある決定だったと思います。
8割を主張し続ける医学的な専門家の気持ちもわかりますが、このまま経済を止め続けて良いわけがありません。
日本に比べれば桁違いの感染者数・死亡者数のヨーロッパ諸国ですら、自粛解除の方向へ進んでいます。
無責任なことは言えませんが、現実的に封じ込めが不可能な今、適切な感染防御行動を取りながら経済活動を再開していくのは当然の流れです。
それでも医療崩壊だけは避ける。
私ずっと言い続けていますが、これこそが一貫した日本の方向性だと認識しています。

そんなわけで、
当院でも少しずつ様子を見ながら自粛解除の方向に進みたいと思います。

勘違いされるといけないのですが、そもそも動物病院は営業自粛の対象ではありません。
それでも人と人との接触減は達成すべき目標だろうということで、さまざまなケースでできるかぎり来院を自粛していただくよう独自に働きかけてきました。
次々と入る不急の用件のネット予約に対して、「密になるからなるべく来ないで」と、一件一件電話をかけて自粛にご協力いただくのはそこそこ骨の折れる作業でしたよ。
今回それを緩和しようということです。

1.西湘地域での感染者(特に経路不明感染者)数に大幅な増加がみられていないこと(小田原で院内感染や介護施設クラスターがありましたが)
  相変わらずこんな感じでチェックしています。 → 市区町村別の感染者数(県HP)とNewsDigestより

2.特定警戒都道府県以外については段階的な自粛解除が認められていること
  西湘地域は確かに神奈川県ではありますが、感染者の多い横浜や川崎などとひとくくりにして同列に扱われるべきなのか、妥当性に少し疑問を感じています。(やや自虐的ですね)

3.神奈川県の病床使用率がひっ迫していないこと 
(県HPより)

(コロナウイルス対策ダッシュボードより)
  
4.完全予約制に移行(一時的措置)してからこれまで院内の混雑(3密)が十分に回避できていること
5.4月中の来院をお勧めしていたフィラリア予防前検査の受診が一段落して予約枠に余裕が出てきたこと

などから判断しました。
吉村知事が打ち出した大阪モデルならぬ「西湘モデル」です。具体的数値目標は無いですが(笑)。

さて、段階的自粛解除に向けて、スタッフに出した指示は以下の通り。

1.各自の感染防御行動のルールは継続
​2.公共交通機関利用スタッフの時差出勤は継続
​3.完全予約制は継続
4.来院オーナー様への「3つの強制」は継続
  ・院内同伴は一人のみ
  ・マスク着用
  ・受付のアルコールで手指消毒
​5.病状安定している慢性疾患等に対する薬のみ推奨は継続

そして、
6.来院自粛を要請する内容の緩和
6-A.自粛要請を解除して受け入れ再開するもの
・混合ワクチンのみ
・軽い症状の診察
・かかりつけ以外の患者様
・もっと近くに他の病院がある初診患者様

6-B.自粛要請を継続するもの
・ケアのみ、体重測定のみ
・子犬子猫の検診
・狂犬病予防接種のみ(6月から受け入れ再開予定)
・症状のない健康診断
・症状のない避妊去勢手術と歯科処置
・ペットホテル

ひとまず、このあたりで線引きをしてみました。
来院をご検討されるにあたりましては、上記を参考にして頂き、引き続きご協力お願いいたします。

 

さて、出口戦略のきっかけとして私が注目したのはフランスの動向です。
まだまだ感染者や死亡者が多い状況下にありながら、もはや経済停滞に耐え切れないことからやむを得ずロックダウン解除へ向かうことを正直に宣言したフィリップ首相の演説は興味深かったですね。
→ 日本語要約はコチラ(在フランス日本国大使館HPより)

その演説のなかに登場した「最終的には民度頼み」みたいな文言がなんだかしっくり来ました。
民度と言えば日本国民の得意とするところだと思います。
実際、当院に来院される飼い主さま達の民度の高さには非常に助けられていると感じています。

少し前になりますが、三浦カズさんが今回のコロナ禍を受けて言っていた言葉に胸を打たれました。
その言葉を紹介して、今回の投稿を締めくくりたいと思います。
「僕ら(日本人)は自分たちの力をもう少し信じていい」 
→ 全文はコチラ(日本の力をみせるとき “サッカー人として” 2020年04月10日(金)掲載)

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