2024年7月～8月は以下の通り臨時休診を設けさせていただきます。

ご迷惑おかけしますが何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

 

・７月29日（月）全日　院長研修参加・瓢子獣医師学会参加のため

 

・８月29日（木）全日　院内棚卸作業等のため
※前日8月28日は水曜定休のため病院が連休となります

【最近の西湘動物病院】

執筆活動もようやくひと段落したと思いきや、ここ数年取り組んできたFIP（猫伝染性腹膜炎）の画期的な治療法について発表する機会を得たため、今度はその準備をしたり、締め切りに追われる仕事が尽きません。
他にも国の補助金を利用して新たな医療機器を導入したり、新たな事業展開を見据えて県の補助金を申請したり、平塚夜間病院のスタッフの入れ替えに奔走したり。
そんな中、開業以来使用してきた院長室のPCが寿命を迎えて買い替えたり（PCの引っ越し作業は地味に大変ですね）、この暑い最中に病院の中枢である処置室のエアコンが壊れて修理を依頼したり（いっそ買い替えるかけっこう悩みました！）などなど、
ちょっとどうでも良い話まで含めれば、細かなタスクが重なって相変わらず余裕のない毎日です。
ですが外来医長の瓢子獣医師をはじめ、診察業務や難易度の高くない手術等はすっかり安心してスタッフ達に任せられるようになり、その点での私の負担が劇的に減っているのが救いです。

ただ、7月最後の一週間は瓢子獣医師が国際学会参加のため不在となるので、踏ん張りどころです。
今回の彼女のミッションはアメリカ・ボストンでの獣医皮膚科の世界大会への出席です。
4年に一度世界各地で開催されるこの国際学会に対して、私が理事を務める日本獣医皮膚科学会では若手獣医師に奨学金を出しています。
ただし、今回はアメリカの物価高騰と円安の影響で、渡航費用や学会参加費などが助成されたとしても、そもそもの滞在費がバカになりません。
それもあってか、若手の希望者が規定の人数に達しなかっため、「準」若手である瓢子獣医師にチャンスが回ってきました。（決してコネではなく、小論文など正式な選考を経て採択されています）
私の代わりに張り切って参加してきてもらいます。勉強の成果をきっと皮膚科外来で還元してくれるはずです。

というわけで私は「お留守番」という名の責務を果たします。

 

さて、当院の建築構造上、待合室は冷房効率が悪く、毎年夏には室温が上昇しがちでご迷惑をおかけしております。
今年も受付にて「瞬間冷却パック」の無料配布を開始していますので、車内や待合室の暑い環境でお待ちになるにあたり必要な方はご遠慮なくお声掛けください。

強く叩くと冷え始めます。手加減すると冷えませんので思い切ってお願いします。

改めまして皆さまご家庭内や外出中の熱中症には人間も動物もともに十分お気を付けください。

院長