6月の臨時休診と西湘ニューノーマルについて
2020.5.21 -[お知らせ]
2020年5月~6月にかけて以下の通り臨時休診とさせていただきます。
・5月31日(日) 全日(軟部外科実習予定のため)
・6月6日(土) 全日(娘の小学校の運動会予定のため)
・6月28日(日) 全日(整形外科実習予定のため)
新型コロナの影響で各種イベントが中止になったとしても、スタッフのシフトを組んでしまっている都合上、予定通り病院は閉めさせて頂くこととなります。
ご迷惑おかけしますが何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
【最近の西湘動物病院】
特定警戒都道府県においても緊急事態宣言が早期解除される府県が出てきましたが、残念ながら首都圏ではそうも行かないようです。このところ東京に比べても神奈川の収束が鈍いのがやや気になっていますが、大きく気を緩めなければ時間の問題だろうと思っています。
第2波、第3波(というか既に今が第2波で、次以降が第3波、第4波だと思うのですが)に対して国民一人一人がしっかりwithコロナのニューノーマルで備えつつ、国には水際対策をしっかりしてもらえれば、日本は大丈夫だろうと信じています。
西湘動物病院の院内コロナ対策は今後も続きますが、果たしてどこまでの施策を西湘ニューノーマルとして位置づけるか、悩ましいところです。
完全予約制は6月以降も様子を見ながらひとまず継続の予定です。
マスク装着と受付での手指消毒、最低限の人数でのご来院にも引き続きご協力お願いいたします。
さらに、接触と会話による感染対策を強化するため、そして院内オペレーションの効率化も兼ねて、飼い主様に使ってもらえる用のiPadを1台買い増ししました。いくつかの使い道を考えていますので、いずれ披露しますね。
ちなみに、キャッシュレス決済はコロナの影響かどうかわかりませんが、さらに浸透してきた印象があります。つい最近の話ですが、1日のお会計総額の98%がキャッシュレス決済という日があって本当に驚きました。さて、新型コロナウイルスに対してはどうやら液性免疫(抗体)ができにくい、あるいは効きにくいという情報が出てくるにつれ、ワクチン開発や集団免疫の雲行きが怪しくなってきたと少し感じていましたが、どうもこのウイルスに対してはむしろ細胞性免疫や自然免疫が重要な様子です。
☞ 新型コロナウイルスに免疫を獲得できる可能性、鍵となる「T細胞」とは一体どんな細胞なのか?
なお、上記の記事中の報告にあるような「交差免疫」の可能性は、素人ながらずっと漠然と考えていたところでもありますし、ひょっとすると日本やアジアの現状に関連しているのかもしれません。
先日、BCGには残念ながら感染予防効果は無いとするイスラエルの報告がニュースになり、比較的信頼できる情報だと感じましたが、感染予防効果は無いとしても重症化予防や発症予防には寄与している可能性はあるんじゃないかと思ったりもしています。
いずれにしても、「なぜ日本含めたアジア諸国の被害が比較的少なく済んでいるのか」。
次の波が来る前にそこの究明を進めることこそが急務なんじゃないかと思っています。
気を緩めずに前を向いて行きましょう~
院長