はじめまして。獣医師の瓢子（ひょうご）と申します。当院では主に犬と猫の診察を担当しています。

出身は神奈川県で、二宮と同じような海沿いの町で育ちました。
大学を卒業し横浜市内の動物病院で臨床獣医師としての基礎を学び今年で小動物臨床経験5年目になります。
体を動かす事やお出かけすることが好きなので、休日は旅行や温泉巡り、様々なレジャーなどを体験しに行ってます。最近はリアル脱出ゲームにハマっており謎解きをしに各地を回っておりました。

臨床獣医師として経験を重ねていくにつれ、来院件数の上位を耳を含めた皮膚疾患が占めていることに気づきました。
ちょうど自分自身もここ数年、急に皮膚が弱くなり日々の保湿やケアについて色々調べていたところで、人のケアや治療が犬猫にも共通するところがたくさんあり皮膚科に興味が湧きました。
その思いから皮膚の病気がある子に対してもっと自分に出来ることはないか、よりよい治療を提供することは出来ないか、痒がっている犬猫を助けてあげたい、という思いから西湘動物病院の他にも皮膚科専門の病院で今年の2月から勉強させていただいてます。
皮膚はお家で目に見えて症状や変化がわかりやすい場所なので何かお気づきになられましたら気軽に診察にいらして下さい。
他にもセミナーや学会にも積極的に参加し、日々新しくなる獣医療のアップデートに勤しんでおります。

診察時には飼い主の皆様とよく話し合い出来るだけわかりやすく説明し病気を理解していただき、納得した治療を行っていけるように心掛けております。
今は一緒に住んでおりませんが私にもかわいい愛犬がいますので、目の前の患者さんに対して、自分の愛犬ならどうしてほしいかを考えながら飼い主さんと相談しつつ診察していきたいと思っております。

最後になりますが、何か心配なことなどございましたらお気軽にご相談下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

2022年10月

西湘動物病院
獣医師　瓢子

院長からのコメント

瓢子先生はお世辞抜きで大変な勉強家で、まるで私の若い頃を見ているようです（笑）。
と言っても、今の時代はオンラインでの獣医学教育システムも発達していて、私の時代よりもよっぽど多くの情報に触れることができ、教育内容も充実しています。ときに私も知らないような知識を持っていたりするので私も刺激をもらっています。座学での知識は申し分なく、あとは経験、と言いたいところですが、ずっと横浜の企業病院で多くの症例経験を積んできただけあって、既に一般内科に関してはほとんど安心して任せることができています。
かと言って無理に突っ走ることなく、不安な部分があれば院長の私に素直に相談してくれるバランス感覚を有しており、その点でも安心できます。
彼女の特筆すべきエピソードとして、週に1日、自身の休みを削って獣医皮膚科の国際専門医のもとで皮膚科の現場研修を積んでいます。
私も獣医皮膚科学会の理事として皮膚科診療には自信がある方ですが、お肌のトラブルには女性ならではの目線というものもあります。ぜひこのまま皮膚科診療のスキルを存分に伸ばして行けるようバックアップしていくつもりです。
また、彼女が当院で働き始めてまだ間もないですが、以前の横浜の病院で受け持っていた患者さんが彼女を慕って二宮の当院まで来院してくれたのには驚きました。それも一人や二人ではありません。患者さんとの信頼関係を構築する能力に長けているのだろうと感じます。
彼女が培ってきたバックボーンに加え、新しい高度な知識を貪欲に吸収し、さらに私の経験に基づいた知識と技術、そして知恵を受け取ってもらって、きっとより頼もしく飛躍してくれることでしょう。期待しています。